私共の浅草ふれあい通りは、古くは戦前戦後の浅草の華やかな頃、
寄席やレビュー館、映画館等が数多く軒を連らね、
オペラの藤原義江、田谷力三、軽演劇の榎本健一（エノケン）、古川ロッパ、益田キートン等多数の芸能人を輩出し、
川端康成、永井荷風、池波正太郎、井上やすし等の作家達が愛した浅草六区の一画にあり、
欽ちゃん二郎さん（萩本欽一、坂上二郎）、寅さんの渥美清、世界的な北野武等の大物が歩み育ち、
立ち寄った一画の通りです。
そんなふれあい通りの一角にございました、地元の人々だけでなく、日本や世界各国の銭湯ファンに愛されてきた
温泉銭湯「蛇骨湯（じゃこつゆ）」が、2019年5月31日に閉店となりました。
「蛇骨湯」は江戸時代から続く歴史があり、2009年に改装工事を行い、モダンに生まれ変わったばかり。
観光や宿泊などで浅草を訪れる国内外の旅行客も多く訪れており、
閉店を惜しむ声がいまだに広まっています。
「蛇骨湯」の特徴は、温泉へのこだわり。すべての浴槽だけでなく、シャワーにも温泉水を使用。
茶褐色の手触りの良いお湯で全身を洗うととてもサッパリします。
浅草ふれあい通りを代表するこの偉大な温泉銭湯「蛇骨湯（じゃこつゆ）」に敬意を評して
このページを作成いたしました。
少しでも、このページを通して浅草ふれあい通りの歴史を思い出していただければ幸いです。
浅草ふれあい通り会一同